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命の種

種取りしたものを集めて確認したり、その他の種を購入したり、播種に備えます。

散乱していたセルトレイやポリポットも集め、温床の土を積み上げてあったものを篩い、新たに落ち葉をかき集め温床を作ります。

遅らせて、遅らせて、さあ、いよいよ始まります。 

今年の畑に思いを馳せ、気が引き締まりますが、何年やっても変わらずに胸がときめくものです。 

播種のタイミングを遅くしたのは、過去数年の経験からの判断です。

 

さて、今年の一押しを言いますと・・・ かぼちゃです。

自家採種は7年か8年目ですが、自分で取った種ではなく、かぼちゃを食べたお客様が「あまりに美味しかったので・・・」と、採種したものです。

丁寧に洗って、乾燥して、包装して、送ってくださいました。

いつものことですが、形良く、美味しそうなものを自家用に回すということはないので、これまで自分では”最高のかぼちゃ”から採ったことは無かったはずです。

それなりに、美味しいものから採種をと、まあ心掛けてはいましたが・・・。

 

今回の種は、”あまりに美味しかった”かぼちゃの遺伝子が組み込まれた種、その命を生かしてくださった彼女の、大きな愛情と願いが込められている。

心を込めた栽培で応えたいと思っています。

Kabochatane

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