今日は誕生日で1つまた歳を重ねたが、嘗て自分が抱いていた、歳を重ねるごとに人間が熟成する、かのような幻想は、もはや消え去っているので、期待する自分への思いも無く、唯の1日を、自分に正直に過ごしただけ。
あるお店のレジ。
一瞬の早業で取り出したレジ袋に商品を入れたところを見逃してしまった。
あ!!すいません、袋要らないです とあわてて言ったそのタイミングがお気に召さなかったとはいえ、
「それは先に言ってください!」なんてブスっと言われたら、普通はどう対応するのだろう・・・
嫌なことでもあったのか、とか、こういうトンマは相手にしない、等と思いながらクールにその場を去っていければ、カッコいい、そんな人になりたいとは思うが、僕は違ってしまう。
「この店、レジ袋削減キャンペーンやってるって放送、流れてたけど違うん?言うのが遅れたからって何故そんな態度だ?変だろ?テープ貼りは確かに面倒だろうが・・・あ、いいや、店長、店長いますかー!!」
「あ、スミマセン忙しいところ、このお店がレジ袋削減キャンペーン中とは思えないですが。この人のレジ打ちと袋詰めのスピードは達人かもしれないけど、これでは逆に”袋要りません”というタイミングが測れない・・・」
ああ、今こういうのクレーマーって言うんだよな、なんて思いながら、どうにも腹の虫が落ち着かずに止まらずに・・・。
イイヤ別に、嫌なおっさん、うるさいじじいになっていくのも。人から見て"良い人"にならなくても。
そう腹を括って虫を治めた誕生日。
“嫌なおっさんに” への2件のフィードバック
誕生日、おめでとうございます!
いいおっさんじゃないですか!
いいんです、そういう人は絶対絶滅しちゃダメです^−^
まっすぐ、いきましょう!
こはるちゃん、ありがとう!
そうですね。
あまり引っ込み思案にならないように・・・
店長に、良いキャンペーン打ってるのに、いろいろ配慮しすぎて中途半端になってしまう、意味がない、と偉そうに言ってやった。
自分も心掛けます。