まさか、オリンピック・・・のわけない、蟻です。ありさんの健気な姿です。
ジーンとしました。
ジャガイモの収穫がまだ残っている。
男爵、キタアカリは終ったが、レッドムーーンがまだ半分以上。
これが思いのよらぬ豊作で・・・ 何故だろう。いや分かっている、何故ならニジュウヤホシテントウのによる葉の食害は、男爵→きたあかり→レッドムーンの順番だったから。
確か男爵の食害開始からレッドムーンに移るまで3週間ぐらいのタイムラグがあったかと思う。芋の肥大期の3週間は大きい。
男爵きたあかりがなければ最初からレッドムーンにいっていたわけで、この2品種がレッドムーン豊作の為に身を挺して守ってくれたという風にもいえる。
そんなわけで当農園に似つかず、かなりの重労働となってしまったジャガイモ収穫を、せっせと1人でこなす中で出合った光景、それが写真のこれ。
白い粒粒はありさんの卵。
不意に強い日照りの下にさらけ出されてしまった。いや、僕が掘り出してしまいました。
きっと大変なことなのでしょう。
それは嫌でも感じます。
さて・・・しかしこのあとのなんとすばやく対処するんだろう。この驚愕の現実にも淡々と(・・・いや2,3匹は猛然と激昂して噛み付いてきたし、もしかしたら蟻語で不平不満垂れているかもしれない、それは分からないが)、少なくとも、こんな思いもよらぬ状況が発生しても茫然自失という姿にはお目にかかれない。
精一杯持てる力を出し惜しみせず、状況に対応し改善のために働くその姿。
僕は、自分の仕業でこういう状況を生んでしまった負い目があるだけに、余計に感動してしまったのかもしれない。
いや、その一途さを見つめ、それを負い目なんて考えることが、相当甘ちゃんなんだと思い知らされる。
感動をありがとう・・・甘い!!