優芽の激しい咳が1週間以上続き、いたたまれず病院に連れて行く。
百日咳かマイコプラズマ、という診断で薬を処方してもらう。
我が子が間近で苦しむ姿を見ているのは何より辛いものだ・・・少し前にかみさんが仕事を始めたのでこの冬は、かなり優芽と過ごしている。仕事よりも間違いなく長い時間遊び食事をし看病する・・・
これまで彼女は薬を飲んだことがない。おっぱい5歳まで飲み、うちのやさいバリバリ食べてバッチリ健康でここまできた。
「予防接種の効力の切れる頃だから百日咳かも・・・」とドクターが言うのを聞いて、予防接種してないし、そうかもしれない、と思った。「薬飲まなくてもいつか直るものすよね」と一応聞く。深刻な病気ではないかどうかの確認だ。
「百日咳なら1月以上はかかるよ、きっと」ということ。それもそうだ、百日咳だけに・・・
実は僕の中では頑なな薬害に対するこだわりは昨年の痛風発作の時からなくなっている。
そして、自分ならまだいいが、愛娘の苦しみを見る辛さ、看病に1日費やすことで仕事が出来ないことの焦りもあって、とにかく早く薬を飲ませようと思った。
「きっと明日は楽になる、頑張って飲んでくれ」
嫌がるかと思ったが、素直に飲んでくれた。それ程苦しかったんだろう。
ところが、抗生物質2錠、咳止め1錠の計3錠を飲んだというのに翌日も症状は変わらない。
優芽は言った。
「薬はもう飲まないよ 薬飲むなら咳してる方がいい このぐらいの苦しさ全然がまんできるよ」
自分で思ってそう言うのだ。
その毅然とした言葉に少し驚いたが、同時に強い安心感が湧いてくる。
きっと何かを感じている、そしてそれはポジティブな発想である。もうこちらがなんやかやと世話焼くこともない。
「少し仕事してくるよ」と言い残し、出かける。
その間に娘が何をしていたか、というと物語を描いたのである。家族でやるための人形劇用に物語を500字余、咳にむせながら書いていたに違いない。
夜家族揃い、演じる感動巨編。その間不思議と咳はピタッと止まっていた。
きっとこの頃、我が家周辺には相当量の”気”で充満していたものと思われる。
そして今日、相変らず優芽の咳は激しいが保育園に行った。ドクターからは「本人の気力次第で行けばいい」と言われていたのだ。心配は無用だろう。
“感性が導く” への4件のフィードバック
子供が調子を崩した時の、親の自問自答すごくよくわかります。薬に抵抗がある親だろうが、なんだろうが、親ならきっとみんなわかると思う。ゆめちゃんの咳が楽になること心から祈ってます。
ももさん ありがとうございます。
少しずつですが良くなっているようです。
友人に教わったジャガイモバスターやってみました。
効いた感じ!
そちらは皆さん元気ですか?
暖かくなりました。
雪崩要注意!
ジャガイモバスター?? 是非おしえてください~。
ゆめちゃんの全快、祈ってます。
みんな、元気です。引っ越してこの7カ月行った病院は蜂に刺されて外科と虫歯の歯医者のみです。毎月小児科に行ってたのがうそのようです。
雪崩気をつけます。
ありがとうございます。
全快まではまだかかりそうですが、本人は前向きなのでこちらも落ち着いていられます。子供は偉いです。
サトイモバスターの方が有名のようですがジャガイモでも代用できるそうです。
ジャガイモ多め生姜少な目、小麦粉と練ってガーゼ等に塗り、胸に貼り付けます。
子供達の健康を考えての新天地ですもんね。
皆元気で何よりですね!