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雨中の作業 徒然

 

むわっとした曇り空から、溢れるように激しい雨がようやく降り始めた。

ギラギラとした夏空の下の作業も好きだが、夏の雨を受けながらの作業も好き。

すーっと空気が澄んで、身体を軽くしてくれる。仕事内容にもよるがいつも以上に捗ることが多い。着替えさえ用意してあれば困ることは何もない。

雨が降ると作業をやめてしまう人が多いようで、もったいない気がするが、これは人それぞれの感覚なのだから、どうのこうの言うことではなく、雨中の作業を自慢するつもりは毛頭ない。

僕のような不耕起でなければぬかるむだろうし、汚れるし、眼鏡してる人は曇ったり水滴ついたり、今は放射線が気になる人もいるだろう。

 

 

ニュースを見る。人の対応を見る。友人知人と話す。

感じること、考えることってほんと人それぞれなのだと、最近つくづくそう思うようになった。

今まで見えずにいたいろいろな物事が見えるようにも思える。覆われていたベールのようなものが崩壊している。

 

人間は共存する。共存することで大きな価値が生み出される。この地球上で全ての生命が共存する。

ただ纏まろうとすることで共存は果たせない、それぞれが持つ個性には意味があり、それらが共存することに意義があるのだから。

大きな意味で「否定しないこと」ってとっても大事な鍵なんじゃないか、と思う。

 

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