この冬初めてのまとまった雪が、昨日にかけて降り積もり、この写真は今朝の畑の様子。
昨日は強烈な寒さだった。よって雪は全然溶けていない。かくいう僕もあまりの寒さにずるずる怠情の誕生日を過ごしたのだった。
大体この日は昔から特に寒いように思う。僕の生まれた早朝、東京の気温は-7℃だったと母に聞いたことがある。
今日は宅配の出荷日。
雪かきもしてみたが、目当てのやさいを見つけるのは難儀であきらめるしかなかった。
まあこんな時に無理することもないのだ。
今日発送のセットにほうれん草は入っていない。
貯蔵やさい人参、大根、ジャガイモ、葱、白菜と豆、干し柿、人参の葉パウダーという今日のセット。
皆さんの感想を聞き、それに基づいていうのではないが、自分としては、「わるくない」感じ。
寒冷地ならではの”貯蔵やさい”、これは本当に甘い。貯蔵するほどおいしくなるような気もする。
見た目には、色艶も衰え食欲をそそるような代物ではなくなるのだが、そのギャップが余計にそう感じさせてくれるのか、とも思う。
貯蔵の方法は長いこと試行錯誤してきて、作物ごとに「これだ」というやりかたがおおよそ決まり、自信がついた。
そして”加工”の可能性。
所詮1人でやれる範囲ということで、小さな領域に限られているかもしれないが、アイディアもそれなりに浮かぶし、新しいものの発見はとても楽しい。
この地の特性を生かした貯蔵&加工、ここを膨らませられれば、冬こそ最も興味ぶかい”やさいセット”ができそうだ。できるに違いない。
とにかく問題なのは量。大いなる課題。来期はそこをなんとかクリアしたい。
今期は?・・・ まだまだ全然(この先通年発送はどうやら無理みたいだ)、という状況がみえてきてしまった。
早くも持ち駒は手薄で・・・ フキノトウ、ヤブカンゾウ・・・待ち遠しいなぁ。