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休みはない

 

昨日は東京に出て恒例のアースデイマーケット売り子。

最近テレビや新聞で見る”農業に向かう若者”のエネルギーを直に感じてきた。

若い人次々といらっしゃって「お話聞かせてください」等、今回ぐらい質問を受けたのは初めて。

僕自身もまだ新米で大したことを答えられるわけではないが、まぁ、自分の体験の中で答えられる範囲のことは、出来るだけうわべの言葉でなく答えたつもり。あと人となりを見て、簡単ではない・・・と言ったり、難しく考えることない・・・と言ったり。

「休みはないんですか?」と、聞かれた時、「冬場を除けば、”完全な休み”という日はないですね」と答えたら、「へえー!」と驚いたような顔をした人がいたけど、僕はすかさず「そこが気に入っている」と続けた。

 

・・・いや、休みは必要だ。

天候、体調、作物の状況、家族の状況・・・等照らし合わせ、休みは取った方がいい。当たり前だ。

だから正しくは、「決まった休みがないところが気に入っている」と言うべきだった。

 

昔、月曜日が嫌いだと言って自殺した子どもがいたことを曲にした洋楽があったが(Ⅰdon‘t like monday)、5連休明けの今日、子どもから、大人まで、どれだけ多くの人が、死にたいほど憂鬱だったたろうと、何一ついつもと変わらぬ気分で朝を向かえた僕は考えてしまう。

 

休み、休み、休み・・・ 僕だって勤めていた頃、次の休みのことばかり考えていたから・・・

優芽なんて月曜日から「あしたおやすみ?」って聞くし・・・

そうかと思えば休みたくないのに祝日だったり・・・

  

 

"休み”に縛られずに時間を使えるこの幸せを、昨日の若者のうち、さて何人の人が手に入れるのでしょう。  

 

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