珍しく新聞を隅々まで読んで目にした小さな記事がちょっと衝撃だった
お馴染み”ラウンドアップ(除草剤)”を製造販売するドイツの会社が、健康被害等の訴訟に対して莫大な金額を用意し、和解を成立させ、そして未来の訴訟にも備えるという内容
草も人間も一緒だな、めんどくせぇ、一気に片付けちゃおう・・みたいな感じで一網打尽
まあしかし、除草剤の社会への貢献性なんかを言葉巧みに訴えられて大金摘まれたら、まあ仕方ないみたいになるのかもしれない
そして流れができればすぐに全体がそうなっていく、組み込まれる、社会ってそんなものだろうな・・・わからなくはない・・・
草は確かに厄介だ
作物の初期生育に大敵であることは農業経験するほどにわかってきたこと
農業に限らず日常の暮らしでも、ぼさぼさの草むらは藪蚊はもちろん毒蛇や蜂の巣の温床にもなるし、うちの庭などまさにそうなので隣家の人にも不快感を与えてしまう
草は憎むべきものという民意が・・・ 草は素晴らしいです、なんて都会の人が思う以上に言えない空気が田舎にはあったりするのだ
それでも、うちの畑はすごいもんだ、それこそ不要不急の草刈りをしない、むしろすべきでないというのが信条のようなものなので隣畑の人や通行人は呆れている
草刈りしない・・・自粛なんてしない、マスクなんてしない、あえてしない、協調しない
40年間言われてる筋金入りの僕の個性だ、協調性がない!というのは
欠点であるとさんざん言われたけど、あながちそうではないと知っていた
伸び放題の草藤
もうじき自然に枯れてつぶれ
またここは美味しい白菜の舞台に