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健康のために

雪の中、久々パソコンいじりに図書館にやってきました。

最近考え実践しているちょっとしたことについて、時間制限があるので急いでまとめたいと思います。

 

農業に携わって12年経ちました。

その間にも無農薬無化学肥料野菜に価値を感じ、求める人の数は、確実に増えている思います。

大きな目的は健康のためでしょう。健康ブームといいますが、自分や家族、近しい人が健康であってほしいと願う気持ちは当然誰もが持つものです。

その健康を根源で支える仕事だと感じられることは大きなやりがいであると、僕は思って続けてきました。

 

さて今年から、うちでは鶏を飼い始めました。

毎日彼女たちの健康だけを願って接していて、あらためて気づくことが結構あります。

それを一言でまとめるなら、健康維持のための唯一無二のものが食べ物だということ。

まあ当たり前のことなのですが、日頃の生活の中で実感する機会は少ないものです。

鶏の食事は近所の農家から頂いた小米、米ぬか、そして豆類と煮干、かきがらをブレンドして与え、その他にうちの野菜を山ほどあげています。

すごい食欲で、1羽平均にしても、最も「自然農園たかはし」の野菜を食べているのは間違いなく彼女たちです。

ちなみに卵は僅かなので家族分と近所の人に配る程度です。そして、おいしさに関する反応はというと、う~んわかる人にはわかるなぁ、というのが実感です(わからない人にはわからない)。

 

大抵は1日に2度、大量の野菜をあげていますが、その際たとえば小松菜に青虫やアブラムシがついているとラッキーです。それは新鮮な動物性の蛋白源だからです。

生きたミミズ一匹が弱り果てていた一羽を救った時の光景が頭から離れません。

 

虫付き野菜はラッキーなんですよ。

栄養価プラスです。

そう思うので、うちで鍋料理をするとき白菜の葉にアブラムシが付いていたり葉の裏になんか隠れていたりしたらそのまま放り込んでいます。

でもそれは家族には決して言いません。絶対に嫌がるからです。不快な思いで”良いもの”食べても栄養にならないだろうと思うからです。快不快は健康の大きな要素に違いありませんので。

健康食材を避けてしまうなんてなんと勿体無い、と思いますが・・・。

 

”無農薬で虫食い一つない素晴らしい野菜”ができたら、それは値打ちがあるでしょう。

自然環境が噛み合い、さらに技術と経験によるところだと思います。

ただここで、素晴らしい、美しい、そういう概念は皆本能に基づいているものでしょうか。

それは何かに、誰かに刷り込まれたものかも知れません。

 

虫嫌いももちろんありです。許容します。

でも最近僕は、ろ健康に寄与する、栄養価値もできない存在だと考えささやかな行動に移しています(鍋だけじゃない!)。

感覚の近い人というのもきっと世の中にはたくさんいますよね。

農業を続けていく中で、そこが何か一筋の強い光のようにも感じているのです。

わお、残り1分きった、では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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