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長所を記憶に留める

 

また雨だ。

記憶に間違いなければ2週間以上毎日、1日に1回は雨が降っている。こんなことは初めての経験。

夏野菜が受難。こんな天気では腰も受難だが、まあ愚痴は言うまい。これまでに、そしてこれからも確実に、山のように雨が与えてくれる恩恵を思えば・・・。

今日は白菜の植え付け作業。どんよりした空、途中から冷たい雨が激しく降るが、植え付けの条件としては悪くない。予定量一気に植えた。

 

 

 

前にも書いたが、白菜は数十年耕されていないスペースに連作している。 

  

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おお!この感じ・・・土の団粒構造、そして芳香に思わず唸る。

幾層にも枯草と生態系が積み重なっていると感じられる。すげー!!

 

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この作業をしていると”不耕起栽培””自然農”の実践者としてのささやかな誇りを持ちつつ畑で明け暮れた日々を 思い出す。10年近い年月。

その反動なのか何なのかその後時折、その言葉に自分の中のシニカルな奴が反応してしまう。

だが、そのことでまた別の自分が不快になる。

 

 

物事とか人、それぞれ良い面悪い面、長所短所を持っていて、長所と短所は表裏であったり、何につけいろいろむずかしいもの。

良いところばかりと接していられたらいいが、嫌な部分(負の部分)に相対することからも決して逃れられないだろう。そんな時にどうクリアするか、というのが問題。

全て俯瞰すること、一喜一憂しない、極端から極端へという発想はご法度、とか出来もしないきれいごとは慎もう。なぜなら人間は感情の生き物だから・・・

 

 そう、感情の生き物だからこそ、長所に触れたときは思いっきり喜べたらいいのかな、その嬉しさを忘れない程に。 

またやがて抱くネガティブな思いの中で、感情のシーソーの少しでも重しになるように。

 

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