コンディションの良い野菜

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多分人間も野菜も同じことで、魅力的であるという条件として、それぞれのコンディションの良し悪しが何より重要なものだろう。 個性にかかわらず・・・身長、体重、名前、年齢、知能指数、運動能力、糖度とかどうでもよい。 

 

 

    

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コンディションが良いんだな大根。

言葉に出来ないオーラがあり目を奪われてしまう。

青々として虫食い穴がまるでない。

気持ちいいだろうな。

見ていて気持ちいいし。

 

嬉しいことに、そんな作物がこの畑で昨年より増えている。

あやかりたいな。

 

種豊作

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豊作というか、種採りを例年以上に一生懸命やっているというだけだが、来年の種代はあまりかからないだろう。種採りは地味な作業だが、要領が分かればこれほど楽しい仕事はないと思えるほど。

 

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茄子

 

ああ贅沢な気分。

 

 

種採りせず、翌年種屋で買うことは時間をお金で買うということだろう。

時間は大事だが、お金の節約以外にも沢山のメリットがあり、なにより、その(種採りしている)時間が楽しく有意義なのだからデメリットなんて実は何もないと思う。

 

だけど、皆もやれよ!とはいわない。

人は人、自分は自分と思う。

物事には多面性がある。カタログ開き種を買うのが大きな楽しみであることも、よく分かる。

  

台風一過が演出

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きりりと冷たい”純度”の高い空気。 出荷作業中に蚊取り線香なしでいられたのは夏以降で初めてだった。
キラキラとした畑が美しく、このタイミングでMさん御夫婦が訪れてくれて嬉しかった。

たっぷりの水分と冷気に、葉物野菜が喜びの気を発散させていると感じられる。これからグーンと旨くなっていく季節だ。
 

とてもポジティブなご夫婦とベストマッチ!
最高に楽しいひと時だった。

(写真なしが残念!) 

 

あすのあーすでい

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かなり楽しみにしていたので悩みましたが、出店を取りやめました。

台風情報から、長野までの帰路が危険だなぁ、と。

 

イベントは開催されます

いつもの10時開始を早めて9時開始の予定で準備を進めているそうです。

午後には荒天が予想されます。

なるべく早い時間にお出かけくださればと思います。 

 

実りの秋 悲喜こもごも

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自宅から見下ろす田園風景。天候に恵まれ稲刈りも滞りなく進んでいる様子が心地よい。

だが嬉しいはずの豊作が、米価を下落させ、ハッピーエンドとはいかないというジレンマ。

 

 

今年は秋が早かった。

”実り”も軒並み早いように思う。

まだ早いだろうと思いながら様子見に入った山の原木栽培きのこ圃場では、クリタケがびっしりと顔を出していてビックリ。嬉しい誤算というか予定外の作業だが、毎日山で収穫である。 

 

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途中の林道沿いに熊出没注意のたて看板があった。 

 

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この辺りで先日親子熊がいたらしい。

今年はツキノワグマの目撃件数が異常なほど多いそうな。

子供が通う小学校の通学路でも目撃情報が寄せられた。

 

山の餌(ドングリ)が不作らしく、腹をすかせて里へ下りてくるのだとか。

可哀想ではあるがどうしようもない。そして勿論会いたくはない。

だから歌いながら作業したりしているが・・・まあ、もし会ってもびびらないでいたい。

生物同士だ、寄り添いたい。 甘い?そう、そんなこと言っていて以前に地元の長老にどやされた、ふざけたこと言ってんじゃねぇ!

 

そりゃあ、抱っこしてあげようなんて思っていない。敵対心を持たず刺激せずにやり過ごせたらそれでいい。

といっても、こっちの気持ちなどお構いなしでダッシュで向かってくることも充分考えられる。

その時はひるまずに眉間に一撃叩き込もうと鉈をいつも持参している。

ダメだよ!と言いながらやるだろう。

一般的なケースでは、引っかかれたり噛み付かれてやられた人(めったに殺されはしない)が役場とかに通報、彼女(母熊)は射殺される。

 

実りの秋と一口で言うが、様々な結果の元、様々なドラマが生まれる。

 

 

こうじいらずの枝豆

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日曜日快晴となり、沢山の人が行き交い、楽しく売り子してきました。

野外イベントの成否は天気に左右されるでしょうから、最高の条件だったと思います。

”目玉”として持参した枝豆もよく売れました。

 

「こうじいらず」は上田市周辺の、または東信(東信濃)地方の、つまりこの辺りの在来種とされています。

麹なしでも美味しい味噌になる!ほど美味しい大豆というのが名の由来だそうですが(麹要らず)、在来種ゆえ形状のばらつきが顕著で機械での脱粒に向かないという理由から栽培する農家は減少しているそうです。 僕はこの枝豆を特に絶品と思っていて(食べたことのある人は皆そう感じると思いますが)、5、6年前から自家採種しながら主に枝豆用として作付けしています。

このところ寒いと感じるような日はなくなり、日中は暑いぐらいの晴天が続くので、捥ぎ取ってはノンアルコールビール(稀に発泡酒)のつまみに。グビグビな日課を満喫しています。

 

まだもう少しこんな陽気が続くといいなぁ。

こうじいらずの枝豆、食べられるのはあと2週間ぐらいかな。

今度の日曜はアースデイマーケットに参上します。

 

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自分の畑でセラピー

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このところ農作業は心地よい晴天続きで結構はかどり作付けも進んでいます。

といっても端境期・・・夏野菜の収穫は終わっていないが一段落、秋のもの育ってきたけどまだいろいろ採れる訳ではない、という状態。

収穫に追われるわけではなく、作物の管理作業に没頭できる感じです。

ということで、畑の面積を占める栽培中の野菜の割合が多いのが今。多分1年で一番密度が濃いでしょう。見た感じ、野菜が過半数の6:4(草)かな。短い間ですが。

虫の大合唱聴きながらそれを眺める。なかなか良いです。

 

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スペラル(乗り越える)トマト。

ここしばらく朝晩冷え込み、最低気温5℃なんていう朝もあったが、乗り越えてきた。

枯死寸前だった樹勢は少し持ち直し、赤く美味しそうな実がまた生っている。

気概がみえる。種を残そうとしている。

もしや、タイミングを逸したヘボ栽培夫がまだ採っていないと分かっていたかな。

 

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サンキュー、助かった。

ガッツあるな。

このDNA、しっかり繋がせてもらうよ!

 

枝豆

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枝豆、枝に生る豆。

 

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沢山採れだした。けどちょっぴり残念。

枝豆にビール! を満喫するにはもう寒い、室温16℃。

東京辺りはまだそうでもないのかな。

 

ま、あまり採らずに大豆になってもらえばいいことだが。

 

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急速に終息

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に向かっています。キュウリが。              ・・・きゅうりきゅうそくにしゅうそく

好調と書いて1週間経っていないんじゃないでしょうか。・・・なんてこった[E:sad]

 

 

移ろう季節の空気のちょっとした変化に反応する、非常に敏感な連中と日々過ごし、ついていくことで自分も感性を磨きましょう。

 

小松菜が育ってきました。

 

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1か月前の小松菜は穴だらけでしたが、今は虫食いも少なくなりました。

旬のはしり、ですね。

 

夏野菜から秋野菜、冬野菜に、”旬のセット”が少しずつうまく移行していけるように、作付けを急ぎます。

 

ビッグワン

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ひときわ早く立派に成育し、実を沢山つけた株があったから、簡単に決めることができた。

確かに君が一番優秀だった。だから誇りを持って・・・。

  

 

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種採り用のズッキーニ。

これでもかと大きくなるまで待って待って、さあ、あともう少し、充実した種がたっぷり出来るだろう。

この株は、あれから収穫は一切されず、でも大きな仕事を終えたらいち早く、急速に生命尽きていく。

ありがとう。

 

経験

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久しぶりに仕事が出来ない程の腰痛になった。

草取り、間引き、播種、定植とかがみこんでの作業が続いて疲れがたまったようだ。

3ヶ月ほど前から日課にした新しい体操が効果的で、もう今度こそ大丈夫なのかも・・・なんて思い始めていただけにショックは大きい。

そして辛いのは、やるべきことが溢れていること。

”今”この作業をやれるかやれないか、それが作物の出来に大きくかかわることを経験上知ってしまっているが故の辛苦である。

逃してはいけないタイミングがここだと、分かっていながら指をくわえて回復を待つことしか出来ないとは・・・。

 

・・・とはいえ、仕方がない。

というか、この程度のことはどうってことない。

思い通りにことが運ばないことが最悪のことではないとも、経験上知っている。

良いことかも・・・?

  年取って 腰はかがめて 実る秋

 

まあ、明日は指をくわえていないで痛み止めを飲もうと思っているが。

 

好調

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やや勢いはなくなったでしょうか。でも、まだまだキュウリが好調です。 

 

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新聞で野菜高騰の記事は目にしますが、うちの畑は恵まれていて採れるのです。 

相場がどうでも関係ないです。結果として、今の”旬のセット”はスーパーよりずっと安いですし、それで喜んでいただけるなら幸せです。

明日も沢山入れてお届けします!

   

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今日は何の日?

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8.31でやさいの日。

朝畑に通勤の軽トラのラジオで聞いた。

ああそうか、ならば今日は野菜にいつも以上の愛情を持って接しよう。

 

ということで1日野菜達のケア。あまり予定に追われず1つ1つの作物をしっかり見て回ることにした。話しかけながら。

昨年の今頃からすれば、大体皆良い表情をしている。 時に人間や他の生物を奈落の底へ突き落とすのであまり大きな声では言えないが、雨のおかげである。恵みの雨に感謝しよう。

草取りも少し丁寧に。嫌そうな草はしっかり取ってやると生き生きとするのが分かる。

彼らにちゃんと育ってもらって収入源になってもらわないと、という気持ちがないといったら嘘になるが、それとは別の純粋な愛情が溢れてくる。

種蒔きから(種取りから)はじまって、ここまで一生懸命育ててきた。一言で言って可愛い。だからあまり無残な姿は見たくない。作物とは我が子同様である。 

ただ、こちらは栽培だから、彼らの生命の意に反することも多々要求するだろう。良かれと思ってありがた迷惑と思われることもしているかもしれない。

そして雨のこともそうだが、自然に対しての大げさな感情表現は避けたい気持ちも一方にある。

自然がこちらの期待にきっと応えてくれるという幻想は手放さなければいけない。

俯瞰してものをみることの大事さが、田舎で暮らし林業をして農業を始めて10年、よく分かるようになった。

 

2000年の8月31日、こっちで暮らし始めた日。

最初の夜、8月だというのになんて寒いんだ、と思って心細くなった。

信州はすでに冷たい秋風が吹く。

 

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十六ささげ

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旬を感じる光景です。 (・・ケータイのカメラのレンズが傷ついたようでちゃんと撮れなくなりました[E:weep])

今はこれが猛然と実っています。

愛知県の伝統品種で、中身の豆が16粒あることから十六ささげとネーミングされたようです。

見た目によらず柔らかく、味に癖もなくほんのり甘い。おいしいです!

炒め物や煮物の他いろいろな食べ方で楽しめます。

明日の”旬のセット”に入ります。

 

こだわり

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僕のような少量多品目の野菜を栽培し出荷する農家にとっては、今が1年で1番忙しい時期だと思います。他の時期にもそう書いたことがあるかもしれないですが、10年経験して今言うことの方が正しい。絶対今です。 

身体が1つでは足りません。頭も足りず、ブログもちゃんと書けませんが、たまには更新したくなります・・・。

 

今日はこだわりについて書いてみようと思います。

でも僕は、こだわりという言葉は独りよがりな感じがするので好きではないです。

こだわりの中より自然の流れの中で生きていたいタイプだと思います。何に対してもそれほどのこだわりを持てないような気がします。

もちろんそれは自慢になりません。

こだわりを持っていてこそ人から評価され共鳴を受ける、という面は大きいはずですので。

昨年辺りから、人との会話やこのブログにおいても、僕自身のこだわりのなさを表明することが多くなったように思いますが、野菜の注文や畑の見学者や宅配のお客さんの件数が減少していることと無関係ではないでしょう。

 

持って生まれた性格は変わらないと思いますが、自分のこだわり度はいかほどのものなのか、列挙してまとめてみようと思います。 

●こだわり一覧(notこだわりラーメン一蘭)

無農薬・・・別にこだわっていませんが今のところ必要性をまるで感じないので農薬使用はしません。 無化学肥料・・・別にこだわっていませんが今のところ化学肥料で作物を大きく育てても全く楽しそうじゃないので使いません。 固定種の種・・・別にこだわっていませんが、お客さんの要望が多いので極力使用します。種採りが好きですし。 日焼け・・・子供の頃に、恒例の「くろんぼコンテスト」で入賞しましたが、そこにプライドやこだわりを持ったことないです。 無肥料・・・こだわっていません。自然農川口さんの方法論”補い”の考え方を支持します。作物の容姿から無肥料にこだわっていると思われがちですが、かなり前に書いたブログ記事の頃から気持ちの変化はありません。 野菜の形や大きさ・・・こだわっていませんが、均一は好きじゃない。 耕さない・・・こだわっていません。 キュウリ支柱に紐使わない・・・こだわっています。 水筒の酢水の酢の割合・・・こだわっていません。濃くても薄くても平気。 ・・・相当眠くなりました。つまらないと思いますがせっかく書いたのでここまで公開しときます。

 

・・・やはりこだわりが乏しい男という結果です。が、これからもお付き合い宜しくお願いいたします。ではまた。

 

夏は去っていなかった

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有難いことに4日間連続でギラギラと夏の日差し。

日中の気温は33~35℃。テンションがあがる。

朝露が乾く10時頃からまだ日の高い16時頃までが草取りの最適時間。取った草が瞬く間に枯れてくれる。 

サツマイモ25メートル×5列分、人参20メートル×10列分がノルマ、昼休憩はもったいないからほんの僅か。

他の生物(特に蚊)は活動を止めて休んでいるようで、ゆったりと時間が流れていて、この時間はとても落ち着く。

そりゃー暑いから、作業能率は落ちるかもしれないが、酢水をがぶがぶ飲みながら(優芽の水筒も借りて4リットル持参)ボーっとしてあまり何も考え(られ)ずマイペースで単純作業。これが1人で草の海を泳いでいるようでなかなかいい気持ちなのだ。 

   

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そんな時によく思い浮かんでくるのが小学校、中学校時代、野球をしていた時の練習風景。

あの頃、水飲んじゃいけなかった時代に頑張った極限の記憶はかなり根強いものだ。支えになっているのは間違いない。

オレみたいなのが指導者だったら、きっとやばいんだろうな、と想像する。 

今はあの頃の気温と全然違うから、といわれると確かにそうかも・・・という気はするが。

 

 

まあそれぞれが自分の好きなように仕事すればいいんだ。

だけど農家といえば早朝働いて、昼長く休んで夕方また野良へ、というのが慣例のようだが、朝夕の蚊の猛襲に耐えることを、ギラギラ夏の太陽の下で働くことより好む、人が多いということかな・・・。

 

あぁ、草がなければ蚊も少ないよな。

でも草は生えてくるからなぁ

あ、それで除草剤かぁ、今日行ったホームセンターの入り口正面にもジャジャ-ンと大々的に除草剤コーナー。

ラウンドアップ、モンサント、きてるな~

 

今日からの送料

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メジャーや体重計を使ってドタバタの出荷作業を終えて、今日はどっと疲れた。

昨日の「明日から絶対厳守」との宅配業者の電話で、パニクってしまった。ああなんと小心者。

今日は疲れたが、1日やってみてとりあえず気持ちは落ち着いた。落ち着いたところであらためてご報告を。

 

今日の発送から、サイズ規定が厳格化されました。

旬のセットの発送では、60サイズはどう頑張っても難しいこと、80サイズに工夫次第でLセットも詰められることが分かり、”旬のセット”の発送は当面、全て80サイズということに統一します。

そこは自分の裁量次第だと感じました。

 

 

※金額はこうなります。

 

関東甲信、中部・・・送料670円 クール代200円

関西・・・750円 クール代200円

 

現在、定期購入をしてくださっているのは、皆この地域の方ですので明記しておきます。

今お届けしている冷蔵便で、関東甲信中部の方は110円、関西の方は90円の値上げということになります。

他の地域の方の場合は、昨日の記事の中の表に記載されたものから1桁の数字を切り捨てた金額となります。

 

ご負担をお願いして胸が痛みますが、何卒ご理解とご協力お願いいたします。