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良い農業者に

 

カルっちで播種ライン(蒔き溝)作る。

これを購入する前、相談した人には、軽い管理機なんて、跳ねちゃって使い物にならないよ、どうせならある程度のパワー(&重さ)のあるものじゃないと、と言われていたが、なんとなく勝算があって、片手で持てる程のこの機械を買ったのだ。

そして、確かにバンバン跳ねるんだな、これが。

 

でも良かった、これで。重くてハイパワーのものを使うっていうことは、普通の耕す栽培をする以外に選択の余地がないのではないか。

狭く浅く、鍬でやっていたのと同じようなことができないか、という考えでこれを買ったのだから。 

普通に運転をすると確かに跳ねてばかりだが、ぐっと力を込めれば土に入っていく。押し込みすぎれば深く耕すことになってしまい、その上今度は前に進まなくなる。耕すのでなく削るイメージなので、浮かせ気味に進ませたり、力は常に使って、場所によって角度とバランスを保って扱わなければうまくいかない。一瞬たりとも集中力を切らせないし、はっきり言ってものすごく疲れる。作業を終えると手はつったようになり、腕はパンパンに張り、腰は痛くなった。 

 

Karucchi3324

今まではこの作業を、三角鍬でやっていた。

百回、千回と鍬を力いっぱい振るっていた時と、今日の作業では疲労の度合いは変わらない!・・・ということが判明したけれど、それも悪くない。慣れて上達してくれば、少し楽になるのかもしれないが、どうだろう。

時間は確かに早くなる。10倍は早い。 

Makimizo324

 

まあ、カッコイイことを言うようだが、決して僕は楽をしたいのではない。むしろ楽を覚えたくないという、心の深いところに根を張っている意識があるように思う。

だから鍬を振り続けるのは全然嫌ではなかった。

農業者に、ぶくぶく太っている人が多いことが、僕はどうも好きではない。健康を提供するべき人間が運動不足、不健康って?・・・

という思いがある。

いやしかしちょっと待てよ・・・ここで今までの自分を振り返ってみれば、能率は決して優先せず、いたずらに時間ばかりは人一倍使っての農作業。太ることはまずないだろうが、果たして健康的と言えたかどうか・・・ 実際検診では、思いっきり不健康のデーターが出ている訳で。

食事時間2,3分なんていうアホだし。偉そうなこと、一切言う資格なし!だった。

 

・・・そういうことなので、カルっち効果を、そういうところの改善にも充てられたらと思うのだ。

しっかりゆっくり食べて、寝て・・・ 良い農業者でい続けられることを目標に。

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