今更ながら、この冬は寒い。
昨日の最低気温は菅平でー29.3度と観測史上最低だったらしく、これまで最低だった2001年の-29.0℃記録した日のことは標高1300メートルの山中での仕事、痛く辛かった思い出としてよく覚えているが、温暖化といわれ続ける中でもうあの日を超えることもないのでは、と思っていた。
今朝もかなり冷えた。うちの玄関前に下げてある温度計は8時で-12℃。
このくらいまで下がると空気が痛みを伴う。
とはいえ、寒くてももう2月も下旬に入ったのだから、育苗のことがそろそろ気になる。
育苗用の小さなハウスに半年ぶりぐらいに入り、いそいそと”片付ける男”の本領を発揮し1日過ごす。
ハウス内は暑かった!その陽射しの強さが”春”ということである。
”苗半作”といわれるように苗作りはなんといっても肝心。良いスタートを切りたいが、今年は(いつもだが)難しい。
播種時期をうんと遅らせようかと気分的には思うのだが、いやいやそれはないぞ、と返す自分がいる。
なるようになるのだ、と開き直る自分がいて、期待にはなんとしても応えたいと思う自分がいる。
まあ、なんにせよ時は止まっていない。また春夏秋冬。ごちゃごちゃとやっていきます。