自家採種 Ⅰ

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今年もいろいろなことがあって、またこの季節になった。

これをしているといつも、なんとなく明るい来年を思い描く。そして暫しのワクワク感に浸る。 

大好きな作業。

 

 

☆ズッキーニ

太ももほどに太らせた(・・太るまで気がつかなかったbleah)ズッキーニを暫らく寝かせて追熟させ、これをぶつ切りにして中の種を指で掻き出す。

良く洗ったら陽に干して一気に乾かす。

封筒に入れて冷暗所で保管。

 

この種取りは簡単な部類で、1本から200粒位取れる。しかも例年発芽率は90~100パーセントである。

元々F1からの採種なので色やデザインは未だにまちまちだが、それもまた楽しくて良い。 

 

 

 

さてさて・・・。

 

きりり

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今朝は冷え込んだ。

強烈な霜が降りたのは今年初めてのこと。

このことは昨日から充分に予想がついて、冷え込みで傷むかもしれない生姜は掘り上げ、霜に著しく弱い春菊に不繊布をかけておいた。だから今朝の降霜はある意味では歓迎だった。

 

それにしても2,3日前のまるで夏のような暖かさ(暑さ)から、一転してこの冷え込みよう・・・不意の降霜によって小松菜なども葉が傷んでしまうことがあるが、今回は昨日の寒さがワンクッションになってくれたお陰で、身構えることが出来たものと思われ、今日の霜をむしろ喜んでいる風に僕には見えた。

陽射しを受け、霜溶けの露で瑞々しく輝く緑の葉。

この霜を1度受けたことで、きりりと引き締まったように映える。

そして何より味がぐっと良くなっているのは間違いない。

葉物やさいに限らず、大根や人参も霜に1度か2度当ててから収穫するもんだ、と確かこの辺りのお年寄りが話しているのを聞いたことがある。

そう、まさに今からがベスト!霜が毎日降りるようになって、すっかり葉が傷んでしまうまでの間、ここが秋冬やさいの本領だと思う。 

 

 

Komatsuna10.27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※東京近郊の方、僕からすればちょうど良いタイミングで開催のアースデイマーケットへ是非どうぞ。

食べ比べてほしいです。実力とかいうことではなくて地域差です。秋冬やさいの”旬”を先取りしてみてください。

 

秋、熟度深まる

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秋が深まり、棗(なつめ)の熟度も深まって、畑の色彩が全体に赤っぽくなってきたと感じられます。

今日のような晴天は嬉しいです。見事な色彩美奏でます♪ 青々とした菜葉の緑、枯れ葉の黄、紅葉、青い空。

 

棗は熟度がどの段階でもそれぞれおいしく食べられる優れものです。

うちでは毎日のように1ヶ月食べ続けですが、飽きません。風味が日ごとに微妙に変化しているからかもしれません。

完熟果が増えてきて、今週の発送と日曜日のアースデイマーケット、その辺りでそろそろ採り収め、という感じでしょうか。

まあそんなわけで今週はたっぷり!届く予定ですよ~

 

今が旬 原木茸・・・

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 Kinokokeisoku10.20

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このガイガーカウンターは、高感度のものではないので、無意味に近いかもしれないですが、山に入って原木茸を採り密着させて計ってみました。山自体が高線量ではないことは分かり、まあ意味はあるでしょう。

 

茸はセシウムを吸収しやすいという説があり、お客さんからも問い合わせが数件ありました。

「大丈夫でしょうか」「安心していいんでしょうか」

根拠も無く大丈夫です!安心してください!とは言いたくないですが、止めた方がいいですね、とも言いたくない。

ともかく、この年に1度の楽しみ、自然からの旬の恵みを感じていただきたいと、そんな思いからお届けは続けます。

安全を確認してもいないのに送るなんて、と思う方もいるかもしれない・・・。 

大丈夫だと思って送るわけですが・・・難しい問題です。

 

「茸は入れないで下さい」

勿論そんな御要望にはお応えする準備もあります。ご遠慮なくどうぞ。 

 

アピオス

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数珠のようにアピオス

 

 

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やさいを取ってくださるお客さんの1人に、これをとても好きな方がいて、言ってみればその方のために作ったようなものだが、それを言うならちゃんと栽培してなんぼだよな。

草に埋もれた半年近く、ろくな芋(豆)になっている由もなく、来年の種芋確保が関の山か。

来年こそ!(・・・すいません) 

 

熟し甘長

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赤く熟した甘味のある実は希少です。

大概赤くなる前に先端が傷んでしまうので。 

今日はLセットの方のみに入れることができました。 

 

 

 

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皆さんにも是非sign01 ・・・運がよければ^^

 

出番です

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きたきた!

この時期に雨が降ると当たり前のように現れてきます。

原木茸 1年の眠りから覚める秋  

晴れて欲しいが雨も欲しい秋です。

 

 

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趣味なし男

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昨日は思いがけずカセットテープがたくさん見つかったので、思う存分寝る暇がないくらいいろいろ聞きまくってしまった。かみさん子ども連れて旅立ったので1人だったし今日は半日休むと決めていたわけだし。

ほんと色々、キンクスから佐野元春、モンクいってドビュッシーチェロソナタ、はたまたオリジナル曲を集めたデモテープ・・・ 気持ちだけは青春時代に戻ってしまった。

田舎暮らしをしようと決めてこちらへ来る時、もう音楽を聞くつもりもなかったので、LP、CDはほとんど処分してしまったがテープだけは何故だかたくさん持ってきていた。

そして翌日、思うことは音楽って毒気が強い。

心が乱れるというか、気持ちが動きすぎるというか、感極まるというかなんというか・・・

遥か昔、相当の音楽好きだった頃読んだルイスブニュエル(映画監督)の本に書いてあった「音楽は全く聞かない、 気持ちが落ち着かなくなる」という言葉が信じられなかったものだが、今ではほんとに良く分かる。

またラジカセは埃かぶることになるだろう。

ムードに浸りたくないんだよな、なんか。

音楽のない、自然の音を基調とした淡々とした日常がやっぱりいいなぁ。

 

午後いちで畑に行ったら、はっきり感じた、ここが居場所だなぁ、って。細胞が体の中で生き生きと動き出すのが分かる、脳が活性化し気分がすっきり冴えてくる。

今は趣味が必要とは思わない。  

 

 

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音楽のない家で子どもは寂しいかな、いやそんなことないな、でも音痴だなぁ、そこだけちょっと気になる。

 

一段落

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午前中葉物苗最後(ターサイ)の植え付け作業。きりがついたところで雨が強くなる。

これで植え付けはあと玉葱とソラマメを残すのみ。

そして時期的に播種限界である。

何となく一段落という感じでほっとしている。

明日の昼まで(丸1日)休むと決めた。音楽かけたり本を読んだりして過ごす。埃かぶったラジカセ引っ張り出し古いカセットテープのツェッペリンを聞く。10何年ぶりか。本は「医農一如」という「生体エネルギー」についての著書をノンストップで読破。これに関してはまたそのうち・・・。

 

 

丸1日休みなんて痛風で動けなかった5月以来だろう。

考えてみればあの時の遅れを取り戻そうとやって来て、追いつかぬままゴールに着いたような気分だが。まあ何も考えず休もうと思う。 

そういえば(本に夢中でチェックを怠っていた)7時か8時ごろに地震あった!断続的で大きかったのでもしやまたどこかで・・・と思ったがネットに載っていないので大したことはなかったのかな。よかった。

今日は夜更かし、雨音がいつもより心地よい。

 

一撃

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今朝の放射冷却は強烈なものだった。1℃まで下がったらしい。初霜が降り、その一撃で畑の様子は一変していた。

復活したばかりのズッキーニ、これからもうしばらく活躍してもらいたかったが、あえなく終了。そして夏野菜は概ね葉が溶けたようになっている。

この状態になるのは昨年より1月近く早い。秋冬野菜をフル回転させるのはもう少ししてからと思っていた。まだ揃ってもいない。

小さい間引きものを多目に入れてなんとか質、量落とさずセットを組めたかな?どうでしょう・・・ま、やれやれ。

 

 

まあこのくらいのこと、大したことではない。

自然が自分に都合の良い風にならないのは、今では誰もが解かりきっていることだし、そういったことに対して一喜一憂することはナンセンスかもしれない。

何が起るかわからない。何が起きても仕方がない。

何があっても粛々と、精一杯対応しよう。頑張ろう。 

 

 

End of z 10.4

 

田園Ⅱ

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米農家の人と話しているとよくこう言う、「稲は強い!」と。

上の写真は同じ市内で有機無農薬栽培での米作りを実践するU農場のたわわに実った稲穂。

確か春先「育苗失敗した ああ今年は・・・」と言っていたのを思い出し、そんなしくじりをものともしない生命力には感嘆するばかり。「稲は強い!」そのとおり!と実感する。

 

お米を主食として選択し、今までその伝統を守り続けてきた日本人に元々備わっていた本能をあらためて思い、こんな風景にまた感動が深まる。 

 

 

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田園

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今日も秋晴れ

 

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自宅より見下ろす田園風景

 

田んぼはいいなぁ

 

やっぱお米だなあ

 

 

しばし感慨に耽る

 

 

「八重原米」にエール 

 

小春日和

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1日中全くの快晴だった。

秋の陽射しは穏やかで暖かく、澄み切った空気が気持ちいい。

 

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あそうそう 借りたんだ

測定測定・・・

 

Sokutei9.28

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

我が畑、

まあ”ホットスポット”ではないようですね。

ほっとスポットconfident

 

コントラスト

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草が全体に枯れ色になり、青々と育つ菜っ葉類とのコントラストが浮き上がる、畑にはそんな光景が広がる美しい時期になった。

この時期が来るに至って、ついに誰が見ても”自然農”の良さが感じられるようになったのではないか、とそんな気がする。

”どうぞ畑に来てください 唯々見てください”

毎年今頃思うこと。 

 

 

Kabu9.26

 

 

 

こちら冷え込み続く

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今朝の最低気温はなんと5℃。

夏やさいの傷みは激しく、明日のマーケットを前に収穫量は激減してしまった。

 

山には茸が出始めた。目立つのはイグチ系ぬめりもの、いつもこれは採らないことにしている。

原木栽培の茸の発生はまだなし。

山栗の落果が著しく、これを拾い集める。

はっきりと秋らしいもの、持っていきたいと思っていた。

 

~東京より1足早い信州の秋を連れて~

明日のテーマです。 

では。   

 

 

Shironumeriiguchi9.24

 

 

 

 

底冷え

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Hukamaruaki9.22  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日1日で一気に秋が進んだような感じ。

いつもは暗くなって手元が良く見えなるのが仕事じまいの合図なのだが、今日は寒さに耐えかねて大分早くあがることにした。

身体が芯から冷えるような感じはこの秋はじめてのこと。畑近くの県道の気温表示は12度だった。

2,3日前の帰宅時と比べて一気にマイナス10度。

台風の影響は思ったほどでもなくて、まだまだ夏やさいいけそうだ、と今朝はそう思うぐらい暑かったのだが、どうやらもう気持ちを入れかえた方が良さそうだ、帰りの道中そう思った。身体もトマト、キュウリより根菜類あたりを求めている気がした。

かぶ、人参、大根・・・待たれる。

 

 

Ninnjinnseiikuchuu9.22

 

 

 

 

今だからこそ無農薬、無化学肥料

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”農薬、化学肥料の害といったら放射能どころではない”ということもないだろうが、実は気分としてはよくわかる。

原発に近い産地のものを食べるぐらいなら、農薬かかっていても西のものがいい、ということが正しいかは分からない。

 

ある農薬(殺虫剤)使用について、日本の基準値が世界基準の中でかなり高い(緩い)ことを知った時はとても驚いた。あまり知られている話ではない。

考えてみれば基準値を緩めれば経済は回るのだから、経済至上主義でやってきた日本の基準値は高くても当然かもしれない。健康のリスクを考えるならゼロに近づけるべきところを。

元々、原発事故がなくても日本の農産物は全然安全ではなかった。

 

日本人の3人に1人は癌で死ぬ時代になった。

経済成長とともに一気に普及した農薬、化学肥料は明らかに大きな影響を及ぼしているだろう。

勿論それだけではなく、排気ガスや電磁波や道路とか、ストレス・・・。

現代文明は発がん性物質が集まったようなものだが、これら複合汚染の軽減についても放射線量共々もっともっと真剣に考え取り組むべき時だと思う。

 

ホームセンターに行けば、除草剤、殺虫剤、それから化学肥料のオンパレードだ。

草1本ないことが素晴しい、きれいだという価値観が深く根付いているからか、畑だけではなく、家の庭にもしゅっしゅかしゅっしゅか撒き散らす。植物を根から枯らしてしまうという化学物質が土壌に染み入っていく様を、全国で撒かれるその量を想像すると恐ろしい。そして化学の成分で大きくなったものが人間の体に日々取り込まれていくことを。

 

今、食の安全といえばやはり1番には放射線量のことだと思う。勿論それは大きな問題だが、一方で、虫食いでも小さくても無農薬無化学肥料!と求める消費者が増えることもリスクの少ない食材が出回ることに繋がっていく。

すでに撒かれてしまった上に今後も延々続く放射能汚染に対して、農薬、化学肥料は農家個々人がもう撒かない、という対策を今すぐにとれるのだから。

 

 

東京朝市 アースデイマーケットは、無農薬、無化学肥料の食材や素材にこだわった手づくりの雑貨等が軒を並べる大きな意義のある、毎月行なわれているイベントです。

今月は25日(日)、どうぞ足を運んでみてください。