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運命

 

いつものキュウリ収穫時、雉の巣に目をやるとお母さんの姿がない。

あれっと思い近づいた。

 

 

Monukenokara  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卵がない・・・

羽化したのなら卵の殻があってもいいのに全く無い。

かわりにおかあさんのものと思われる羽が散乱していて、争ったあとのように思える。

草が刈られて丸見えになったところを、敵は誰だ、カラスか、ヘビか、狐か、犬か・・・実際何があったのかはわからないが、事は起ったらしい。

僕の草刈りで運命が動いたのかもしれない。

 

それを定められていたとは思えない、ただ、なるようになってしまう、運命ってそういうものだな。

 

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