この災いがどこまで広がったとしても、いずれまた原発は息を吹き返してくるだろう。1人1人が社会の片隅からでも意を決し、勇気を持って声を発し、発した声に責任を持たない限り。
”未曾有の大震災”を原発擁護のための言い訳にされてはたまらない。ここから新しく始めるきっかけにしなくてはいけないと思う。
チェルノブイリの後、やはり反原発の声は相当広がっていた。多感な時期だったから友人の何人かはデモに参加したり、署名運動したり。清志郎さんやブルーハーツ等ミュージシャンの反原発ソングを通して傾倒する人も多かった。
僕はというと、いつも中立を良しとしてきたように思う。そんな時代でも熱くなったことはなかった。
そして時が経ち、原発が多大な力を持ち世界を席巻しようか目論む最中の大惨事。
今回、こんなにも身近に起っているこの事態に対して明らかに僕は当時と変化している。子どももいて自分の年齢や環境が変わったからもあるかな、まっすぐにこれはダメだ!いけない!変えたい!と思う。
誰もがそうであってほしい。
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観た。鎌中ひとみ監督の講演も。
さらに熱くなった!
たくさんの思いが終結して会場の熱気はものすごかった。
「そして原発の電気を使わぬ」上映だったことに感動。
スウエーデンの小さな村から始まった脱原発、変革の足取りが具体的に示され、イメージが鮮明に湧いてくる。原発は今回のことがなくても、地球環境破壊施設以外の何ものでもなかったことがわかる。
日本の恵まれた自然(資源)は、多くのエネルギーをきっと生み出せるはず。国には原発を建て直す資金があるなら自然エネルギー開発のために投じてもらいましょう。そこにこぎつけるためにはまず自分達のエネルギーが必要だ。簡単なことではない。
さあ覚悟を持って、あきらめずに頑張りましょう。
ただ監督も言っていたが、まずは小さな1歩からです、声を上げることからですね。
“ミツバチの羽音と地球の回転” への3件のフィードバック
熱いですね。わたしも小さくても声をあげていこうと決めています。子どもたちに大人は責任があります。
えつおさんありがとうございます。
そのとおりですね、責任があります。
強い気持ちで向き合いたいですね。
向き合いたいですね。は変ですね。
向き合わなくてはいけませんね。