昨日お湿りがあり、今日は晴天。種蒔きに最高の日和。
サラダ牛蒡、ミニ人参を蒔いた。
栽培のことあまり書いたことないけどたまには詳細を・・・
これは鍬でまき溝を薄く削ったところ。
まき溝の間には昨秋蒔いた小松菜。小松菜はとう立ち間近。優芽が食べなくなった。苦味が増してきたようだ。あとは菜の花(ナバナ)で食べよう。
不耕起だから出来る連続栽培。
ナバナ採った後は黒もちトウモロコシ、7月収穫の牛蒡、人参後は、9月末まで休ませてほうれん草、黒もち後作には白菜植える予定。
耕起、施肥、畝たて、という手間はいらず、ただ蒔く、植えるのみ。このやり方なら少ない面積でも効率よく栽培できる。
そういうと、随分簡単そうだけど実はかなり難易度高く重労働。
自然農は「誰でも簡単に始められる」という触れ込みだけど、始めたはいいけどうまく出来なくて、或いは肉体的にきつくてやめちゃう人が結構いるんじゃないのかな。だって教科書がないんだから・・・ 使うのは自分の感覚と肉体だけなんだから・・・
1列25メートル×8列のまき溝を削って、もう1度鎌で根群の処理をしながら這っていって、種を丁寧に蒔いて、踏んで歩いて、保湿と保温のために籾殻を厚めに蒔いた・・・ 1キロの距離を肉体を酷使しながら5時間かけて完走。
だいぶ分かってきた。これは充分な体力、充分な精神力が無いと続けていくことなんて出来ないと思う。
今年はどうなるだろう。爆弾を抱えた腰はちゃんと1年持つかなぁ。
昨年、一昨年、数組の方が見学に来てくれた。それで僕は励まされた。
野菜を購入してくださる方に畑のこと、栽培のこと、少しでも興味を持っていただけるのは嬉しいな。出来れば1目お会いしていろんな話しがしてみたいな。1人でも多くの実際の皆様の顔や姿や声を思い浮かべて作業できたらどんなに頑張れるかな。
信州にも気持ちのいい季節が近づいています。ご都合の良い時にお出掛け下さい。